プロスポーツ選手というと、20代から30代が中心で、40歳を超えるとかなりのベテランというイメージがあります。
では、実際には何歳くらいまで現役を続けられるのでしょうか。
気になったので、今回は、日本国内で活躍する選手に限定して、競技によって現役年齢がどれくらい違うのかを比較してみました。
筆者自身スポーツ観戦が大好きで、若手に交じって必死で汗を流しているベテラン選手を見るとついつい応援したくなるので、これからも多くのベテラン選手に活躍して貰えるよう願いを込めて記事にします。
本記事では、最年長記録が公式に調査できた、
- 野球
- サッカー
- バスケットボール
- バレーボール
- ゴルフ
- 競馬
の6競技を見ていきます。
日本のプロスポーツ選手の最年長記録を比較
まずは、今回取り上げる6競技の選手を一覧で比較してみましょう。
| 競技 | 選手 | 年齢 |
|---|---|---|
| 野球 | 山本昌 | 50歳 |
| サッカー | 三浦知良 | 59歳(現役) |
| バスケットボール | 折茂武彦 | 49歳 |
| バレーボール | 松本慶彦 | 45歳(現役) |
| ゴルフ | 青木功 | 74歳 |
| 競馬 | 的場文男 | 67歳 |
※年齢は国内プロリーグ・国内トップレベルの公式戦出場などを基準としています。現役選手は2026年8月時点の年齢です。
こうして比べると、同じスポーツ選手でも現役年齢にはかなりの差があります。
みなと70歳を超えても国内トップレベルの大会に出場していた選手がいるんですね!
それぞれの選手がどのような記録を残しているのか、詳しく見ていきましょう。
プロ野球|山本昌は50歳まで現役


山本昌(2009年)/Photo: Cake6/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons
プロ野球で長く現役を続けた選手として有名なのが、元中日ドラゴンズの山本昌さんです。
筆者も現役時代よく球場で目にしましたが、サウスポーから繰り出される魔球のスクリューボールで三振やゴロの山を築いていました。
1984年に中日ドラゴンズへ入団後、2015年まで現役を続け、現役最終年には50歳で一軍公式戦に登板しています。
また、2014年には49歳で阪神戦に先発し、5回無失点で勝利投手となりました。この勝利によって、当時のプロ野球最年長勝利記録を更新しています。
通算では581試合に登板し、219勝を記録。
長く選手登録されていただけでなく、40代最後まで一軍で結果を残していたところが山本昌さんの凄さです。
サッカー|三浦知良は59歳で現役


三浦知良(2012年)/Photo: norio nakayama/CC BY-SA 2.0/Wikimedia Commons
サッカー界では、「キング・カズ」こと三浦知良選手が現在も現役を続けています。
筆者が子供の頃、カズが京都パープルサンガに所属していた時に、実際にスタジアムで見たことがありますが、その頃から25年以上経過しています。
あの頃も既に30代だったカズが未だ現役プロ選手だなんて、本当に信じられません
三浦選手は1967年2月26日生まれで、2026年8月現在59歳です。
2026-27シーズンはJ3の福島ユナイテッドFCに所属しています。
2026年のJ2・J3百年構想リーグでも実際に公式戦へ出場しており、59歳になってからもプロの試合でプレーしています。
また、横浜FC時代の2021年には54歳でJ1にも出場し、J1最年長出場記録を樹立しました。



59歳で現役!しかも実際にJリーグの公式戦に出場しているのがすごいですね。
サッカーは持久力に加えて、ダッシュや急停止、方向転換などの瞬発的な動きも求められます。
その中で還暦目前までプロとしてプレーしているのは、他競技と比べても目を引く記録です。
バスケットボール|折茂武彦は49歳まで現役


折茂武彦(2013年)/Photo: STB-1/CC BY-SA 4.0/Wikimedia Commons
バスケットボールで長く現役を続けた選手として知られているのが、折茂武彦さんです。
折茂さんは1970年生まれで、レバンガ北海道などで長年プレー。2019-20シーズンを最後に、49歳で現役を引退しました。
さらに、国内トップリーグ通算1万得点を達成したことでも知られています。
バレーボール|松本慶彦は45歳で現役
バレーボールでは、松本慶彦選手が45歳になった現在も現役を続けています。
松本選手は1981年1月7日生まれ。
2025-26シーズンにはVC長野トライデンツでプレーし、2026-27シーズンも現役を続けています。
ポジションはミドルブロッカーです。
バレーボールは長距離を走り続けるスポーツではありませんが、スパイクやブロックなどでジャンプを繰り返します。
特にミドルブロッカーはネット際での素早い移動やジャンプが求められるポジション。
40代半ばでも国内最高峰のSVリーグで現役を続けているのは凄い記録だと思います。
ゴルフ|青木功は74歳で国内男子ツアーに出場


青木功(2019年)/Photo: 玄史生/CC BY-SA 3.0/Wikimedia Commons
今回取り上げた中で、最も高齢で国内トップレベルの公式戦に出場したのが青木功さんです。
青木さんは2017年の「中日クラウンズ」に74歳で出場しました。
1973年のツアー制度施行後における国内男子ツアー最年長出場記録です。
さらにゴルフでは、「出場」だけでなく「何歳まで勝てるのか」という記録も興味深いところ。
国内男子ツアーの最年長優勝記録は、尾崎将司さんが2002年に記録した55歳です。



最年長出場は74歳、最年長優勝でも55歳。ゴルフはかなり長く活躍できる競技なんですね。
ゴルフでは身体能力だけでなく、ショットやパッティングの技術、経験、コースマネジメントなども重要です。
こうした競技特性も、選手寿命の長さに関係しているのかもしれません。
競馬|的場文男は67歳まで現役


的場文男(2023年・大井競馬場)/Photo: nakashi/CC BY-SA 2.0/Wikimedia Commons
競馬では、大井競馬場を中心に長年活躍した的場文男さんが驚異的な記録を残しています。
的場さんは1973年に騎手としてデビューし、50年以上にわたって現役を続けました。
最後にレースへ騎乗したのは2024年7月。このとき67歳で、地方競馬の最年長騎乗記録となっています。
さらに、67歳でレースに出場しただけではありません。
2024年1月には67歳で勝利し、最年長勝利記録も更新。地方競馬での通算勝利数は7,424勝に達しました。
高速で走る競走馬を操る騎手には、体力だけでなくバランス感覚や判断力、日々の体重管理も求められます。
50年以上にわたって騎手を続け、最後の年にも勝利していたという点が的場さんの記録の特徴です。
筆者も東京シティ競馬(大井競馬場)には何度か足を運んでいますが、ダート(砂)のみのレースである厳しい地方競馬において、67歳まで現役を続けられるのは並大抵の努力では叶いません。
裏で厳しいトレーニングを粘り強く継続されていたのだと思います。
競技によって現役年齢が違うのはなぜ?
ここまで6競技を見てきましたが、現役年齢にはかなりの差があります。
その理由の一つとして考えられるのが、競技によって求められる能力が違うことです。
サッカーやバスケットボールでは、走力・持久力・瞬発力などが重要です。バレーボールでもジャンプ力や素早い動きが求められます。
一方、ゴルフでは身体能力だけでなく、長年培った技術や経験、コースマネジメントも結果を大きく左右します。
競馬も、競走馬を操る技術やレース経験、瞬時の判断力が重要になります。
ただし、ここで注意したいのが、
「現役を続けられる年齢」=「トップレベルで勝てる年齢」ではない
ということです。
青木功さんは74歳でツアーに出場しましたが、国内男子ツアーの最年長優勝は55歳。
山本昌さんも50歳で公式戦に出場しましたが、勝利を挙げた最年長記録は49歳です。



何歳まで現役だったかだけでなく、その年齢でどんな結果を残したのかもポイントですね。
単純な年齢だけでなく、その年齢でどのような活躍をしていたのかまで見ると、それぞれの記録のすごさがより分かりやすくなります。
まとめ|プロスポーツ選手の現役年齢は競技によって大きく違う


今回は、日本国内で活躍する選手に限定して、競技によって現役年齢がどれくらい違うのかを6競技に絞って比較してみました。
最も高い年齢で国内トップレベルの大会に出場したのは、74歳で男子ゴルフツアーに出場した青木功さんでした。
同じプロスポーツでも、求められる身体能力や技術によって、現役を続けられる年齢には大きな違いがあります。
そして「何歳まで現役だったか」だけでなく、その年齢でどんな結果を残していたのかにも注目すると、それぞれの最年長記録のすごさがさらに見えてきます。
70代で活躍するプロスポーツ選手がいるのですから、私たちも何かに挑戦しようと思った時、遅いということは決してないと思えますよね。
何歳からでもチャレンジする気持ちを忘れず、充実した楽しい人生を送れるよう頑張っていきましょう。


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